2017年01月24日

表紙なのだ

表紙なのだ
「有頂天家族」森見登美彦:著を太陽の塔の後で読んでみた。狸がにんげんに化けたお話です。色んなものにも化けるんだけど、にんげんの世界に化けたのが面白い。まあ取り留めもなく京都の町の中を走り回ってドタバタなんです。万城目学と張り合うかな?今を盛りの森見でこれは文庫版の表紙。

表紙なのだ
これが単行本の表紙。で拙者は読んだ後でこの単行本のひょうしを知った訳である。この表紙のイラストは草森秀一、続編は平田秀一が画いていてゾクゾクするほど素晴らしい。と動揺していてネットを見ていたら、出てきたのがこの西川真以子という画家のイラストがすげー!すぐにプリント。

表紙なのだ
この鉛筆捌きは尋常ではありません。動いて動いてとまりません。伊坂幸太郎みたいで、黒い線が世知辛い現代を、今という不安定を、現している様です。自分に無い若さなのかもしれない。とにかくいい。恐れ入りました。



Posted by 新茶 at 17:10│Comments(0)
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