2018年11月28日

また伊坂


「バイバイブラックバード」伊坂幸太郎:著 双葉文庫
この前読んだのも、今回も伊坂の物語には現代の街の風景に溶け込んでいる。不自然なのに現代がその不自然さをいっぱい詰め込んでいるからなのだ。私の心模様がその状態なのだと思う。理不尽な人との接触や病気と付き合っていると景色も違って見えるという事だ。伊坂はそのギャップを現代のステージ上でスピードを加えながら秒針のようにカチカチと気持ちよく刻んでいる。
 次は今野です。  


Posted by 新茶 at 09:11Comments(0)

2018年11月12日

ばった


「グラスホッパー」伊坂幸太郎:著
まだ読んで無かったかなあーと思いながら、手にしながら買う。そして一気に読み終える。何故か、画像が目まぐるしく微細に展開して納得。そういえば、映画を見て、本で読んではいなかったことに気付いた。だから絵が自分と映画がコラージュされて面白かった。拙者のほうが背景は面白いと思った。しかし、だれが演じていたか覚えていないのも、どういう事だろう。あの家族がよみがえりのヒントでした。もう一度観たくなりました。
復讐したいけど、復讐しても、時間は戻らない。  


Posted by 新茶 at 09:32Comments(0)