2019年06月20日

メダカ




「メダカ」が孵化して泳いでいます。上は10匹ほど、下のバケツは3匹、まだ孵化しそうです。今の季節はバイカモを成魚から離して別の容器にうつしておけばどんどん出てきます。実は上のステンレスの容器はカエルのメスが卵を産みにわが家のメダカの水槽(甕)にとびこんだのを、メダカのこどもを喰らいに来たと勘違いして移動させたものです。カエルも産卵時期です。日本の春はヨミガエル季節で、近くの田んぼも水を張ってツバメやら鳥たちが騒ぎまわっています。
 私といえば、近頃体力が落ちて、1000mを一機に泳げなくなりました。もともとアメンボウみたいな速さですから体育系の水泳部風な兄さんたちに迷惑をかけないようにと「ゆっくりコース」をただひたすら平泳ぎの速さのクロールで泳いでいたのですが、一瞬ガラスに写った自分の体を見て、なんだこれは!と、老人そのものだはないか!と驚嘆したわけです。老いというものにあまり遁弱なく平然と過ごしてきたことを悔やみました。若くはないのだ。老いることの寂しさを感じることも、本当のワビさびをしることなんだと無理やり実感しました。だから疲れたらガラスを見ずに途中で休みます。この前兆も去年、オトトシの自治会のお役目の間のモタツキに現れていたんでしょうね。でもね、モトモトコンナモンデス。
 カワバタモロコやバラタナゴを飼ったのは30歳ころだったもんな。あの頃のガラスの水槽は何処にいったんでしょうね。  


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2019年06月18日

続いて清張



「鬼火の町」松本清張:著 文春文庫
時代劇で岡っ引きが主人公。実に勧善懲悪なんだけど、苦境が面白く、うーんなんでそうなるの?と思いながらその仕組みも想像のうち。どうしてその苦境を乗り越えるかがキーポイントで、ここでは、川路三左衛門聖謨というスーパーマンの登場で一件落着と相成りまして、なんだけど、それだけでは面白さも9割、最後の俳人の語りで十割となる。私が語ると面白くないけど、読めばぐーと面白さが判る。さいごの一行に煙管が登場。

  


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2019年06月13日

松本清張



「火神被殺」松本清張:著 文春文庫
いまさらの如くスゴイですね。短編でも清張は完璧です。こちらの頭もズシンと答えます。動機の背景にある人間の不条理を読者の罪悪感にまみれた過去から引き出してきます。お前も同じ人間だぞー!ってね。怖いけどシンクロしてしまうので、どんどんページを捲ってしまうんだよね。どこかでミスをする。ミスだらけの私も安心する。他人のミスを期待はしないけど、弱い人間同士だから、許容はするよ。  


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2019年06月10日

雑多どうでもいいこと



「ズッキーニ」永田さんから頂いたズッキーニなのだ。この絵ではスケールが解らないだろう・・・35cmもあるのだよ。しかも4本も頂いちゃったのだ。わが家で35cmのズキーニが4本あったらどのようして食べると思うかね?思案中にだね、日曜日の夕刻前には突然訪れる輩がいるもので、作りもしないズキーニ談義が始まるのです。で、これが残りの1ポンなのです。今夜のおかずにこのズッキーニをベーコンとか野菜をオリーブオイルとワインで炒めたのが出る筈です。プロヴァンス風に私がやります、黒こしょうも思いっきり振ってね。家人達にはタブン不評になるでしょう、文句言わずに黙って食べることを希望いたします。



「どんでん返し」これは:2で、近頃の作家のどんでん返しです。:1はちょっと前の作家のどんでん返しです。計算されていますから気を付けて読まないと見落とす・読み落しがないようにと構えますが、それでもバカな私は引っかかります。引っかかってすっきりする場合と、モヤモヤが増幅される場合と二通りです。その他に、これが大事、どこが?ってのも有ります。多分読めてないんでしょうね。読みながら絵を描けていない、読解力が希薄なときもあります。だって布団に入ってから寝るまえのウトウト状態だもんね。おゆるしくだされたくぞんじまする。



「遼太郎」もうじき1ヶ月。生命体という形から人間に順応してきました。そして阿弥陀様のような寝顔に人間の崇高さも現れてきました。だれでもこんな時期を経てくるんだよね。みんな天使、なぜか空を見上げてしまいます。
  


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