2014年09月23日

ピース

ピース

「ピース」樋口有介:著 中公文庫 を読んでしまいました。表紙(畑中純)で気軽に手にしたのですが、なかなかの優れものでした。殺人事件です。渋い刑事さんも出てきます。がしかしです。話の展開や、じっとこらえている風体の坂森と梢路の二人が何とも言えない魅力で引っ張ります。こういうのって今の時代では受けないんでしょうが、すきです。このピースというテーマも普段、事件のニュースを見ているときに感じる事です。のべつ幕無しにテレビに毒された軽率なヒエラルキーに載った人間の姿なのですね。

昨日うなりやべべんさんが豊田小に来たんだね。聴きたかったなー。惜しい。



Posted by 新茶 at 10:26│Comments(0)
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