2015年09月14日

化学

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「ラブ・ケミストリー」喜多喜久:著 宝島社文庫
東大農学部有機化学(有機化学は農学部なんだって)のミステリーだと思っていたら、魔女が出てくるラブコメディーでした。弥生キャンパス(農学部)周辺が地理的には面白く読めました。先日、小石川植物園(小石川養生所:赤ひげ診療譚)の帰りに安田講堂の食堂でうどんを食べたばかりだったので「あーあー」と頷きながら読みました。根津神社でのスケッチをしている風景の挿入も、府中美術館で買った「百年前の武蔵野・東京」のスケッチ集を見開いて、鹿子木孟郎に思いを馳せました。上野周辺は湿潤な時間の影が残っています。このミス9回の優秀賞だったけど、それはそれで、まーいいかです。物語中のブランクスタリンはどうなってしまったんでしょう?冒頭に解説がのっているけど・・・。獏さんの宿神(西行)と生成り姫(陰陽師)がAMAZONから届きました。ふふふ。



Posted by 新茶 at 09:31│Comments(0)
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