2017年07月03日

玻璃の天

玻璃の天

「玻璃の天」北村 薫:著 文春文庫
ベッキーさんの2作目で、3編の連作。昭和初期にこんなかっこいいおねえさんが居た筈もないと、思いながらも文武両道のスーパーガールを期待して、読んでしまうのでした。日本にとって暗黒の時代なんですが、何処かに成熟と退廃の饐えた匂いの中に、行き場の無いヒューマニズムが自暴自棄に走り始めようとしています。まさに今と同じです。何かの時代が終わり、何かが音もせずに迫っているようにも思えます。単行本は10年前に発行されて、次の「鷲と雪」で直木賞です。どうしようかな、米澤穂信が迫ってくるのです。昨日テレビに万城目と森見が映っていました。どうしようもない裏話をしていました。日テレの日美の萬鉄五郎は素晴らしかった。今から健康診断に行ってくるのだが、いろいろダメなんでしょうね。トシ



Posted by 新茶 at 08:23│Comments(0)
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