2012年06月21日

談志2他

談志2他
談志2だ。以前聴いたことのある話をこうして文字で読んでみると、なかなか薀蓄が含まれているんだと感心してしまった。「粗忽長屋」を、主観長屋と談志は云っている。断片だけど、「主観の強い奴に会うと、人間己の生まで判んなくなってしまうのではなかろうか。所詮、人生は「虚」なんだし、そこに知性で存在というものを作っているだけなのだから・・・。」って解説もしている。このこんがらがった哲学の話は理解しない方が面白い。「鉄拐」は知っている人は少ないと思うけど、中国の八仙人の一人だそうです。八仙人の中に呂洞濱(リョドウヒン)が入っているんだそうです。この前書いた雪村の絵に出てきた仙人です。ウィキで見たら八人が出てきました。日本の七福神に相応する中国の仙人で知らない人は居ないそうです。知らないで雪村がスゲーとのたまわる私も粗忽です。反省・・・。
 CDはキャロル・キングの「Music」とトレーシー・チャップマンの2枚
「Tapestry」もいいけど、この「Music」もいいです。冬から春って感じ。この時期のキャロル・キングの音にはどうしても惹かれる何かがあるね。決して音楽的にいい声では無いのに。「Song of Iong ago」はジェームス・テーラーもハモっています。すてきじゃん。
 トレーシー・チャップマンの2枚は大体続けて聞いてます。聴き始めは、「渋さ知らず」の吉祥寺の曼荼羅2でのコンサートで開演前に場内で鳴っていた音楽が耳に残っていたからです。因みに我が愛車の絵は「渋さ知らず」がテーマなんです。
ボブ・ディランを少し思い起こさせる唄ですが、もう少しアフリカです。若さゆえの苛立ちも彼女なりの素直な表現が気に入っています。今はどうしてるんだろう。
 雑多で軽い表層の頭の中の開示はこれからも延々と続くのだ。自己顕示欲とか露出狂というより同調者が何処かにね。



Posted by 新茶 at 09:12│Comments(0)
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