2020年04月12日
栗本薫と「さるなし」
「絃の聖域」栗本 薫:著 講談社文庫
多分、当時はセンセーショナルだったんでしょう。この作品もであるが、この栗本薫という人物そのものへの驚きです。文才が無いからすごい!としか言い表せないので、歯がゆいのです。同時代的に読んだ人は衝撃的だったでしょう。でも、名前は知っていたけど誰も強烈に進める人が周りにいなかったもんね。なかにはいって、この長唄ってものが、いまの歳(70歳)になってようやく何か深いもので、日本的なる叙情の文化の一片であることを認識できる年齢に達したことを自覚しました。それほど大げさなものでは無いのかもしれませんが、なかなかの印影を表現しています。
「さるなし」永橋君の蕎麦屋さんです。このキャノピーみたいなのを南東にも作りたいとのことで、行ってきました。
ここに、作るんです。外でも食べるんです。すごい外部空間なんです。ほんとうに旨いんです。そばが!
Posted by 新茶 at 09:21│Comments(0)