2017年05月30日

ゆすらうめ?



おかぴーさんの所の「ゆすらうめ」のジャムのつもりのペーストです。小さいバケツの1kgに満たない実を煮て700gくらいのペーストが出来ました。しかしまたしても家内の作品です。私がやろうと思っていたけどあっちゃんが来たので、地球やら恐竜のことを話し込んでいたらいつのまにか終わっていました。また、やらないくせにと叱られました。無言歌。金柑が終わるので、山桜桃梅のジャムが2,3日すると始まります。パチ、パチ それにしても優雅な名前を付けたものです。詩人ですなー・・・  


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2017年05月26日

恐竜から鳥



「無謀にも鳥類学者、恐竜を語る。」川上和人:著 技術評論社
 島と鳥の話も面白かったけど、恐竜と鳥も面白いし、読んでいてあのジュラ紀や白亜紀を想像して楽しかった。創られたイメージではあるけど、地球を知る上では大事なことです。分類学者も大変ですね。羽毛がきょうりゅうに生えていただなんて、恐竜が鳥になっただなんて進化ってなんでしょう。信長の顔かたちは知らなくても、一億5千年も前の恐竜の骨の化石を見れるなんてすごいことですね。地球は生きているんですね。ここでひとつ、小さくなることは進化ですね。ケツァルコトレスの大きな骨格模型やプテラノドンの模型がほしいですね。ほんとに飛んでいたのかね?PENの恐竜本はいい。  


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2017年05月21日

川上和人



「そもそも島に進化あり」川上和人:著 技術評論社
大体に於いて、変な人らしきを装った風に思わせている御仁は、面白き本を出すし、口調も人を煙に巻くような、掴みも上手い。でも云っている中身が揺らがないほどの見識や研究がされていないとただの芸能人と変わらないのである。近頃の研究者には面白い人が多いので歓迎します。恐竜を差きに読めば良かったかもしれないが、戸田書店にはこれしか無かったからいいとする。と云っていたら図書館からメールが入っていて「無謀にも恐竜・・・」がはいっているとの連絡で早速、今読み始めました。
 島は地球の大陸移動から始まり生物とは?遺伝子?と深遠なる島の領域の話です。絶滅危惧種とかもう地球上の大変な生物戦争の意味を論じておられます。読んでいると頭の中は46億年が一気に走馬灯に回りはじめました。でもひとつの生命があるミッションをもって生きているんだなあと実感しました。でも思考する人間って一体なんだろう。昨日も泳いできましたが、コースのなかでの他人との関係は地球のテリトリーの配分と同じで、多様性の共存でした。うまくヤルこと、政治なのかな?上下関係ではないんだよね。
 プテラノドンの模型フィギュア(でかい骨格)が欲しい。飛ばなくて済めば飛ばないはキーだね。逃避行は逃飛行だったんだね。まあ読んでからまた書くね。ビーダゼン。  


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2017年05月11日

風野真知雄



「大江戸落語百景 猫見酒」風野真知雄:著 朝日文庫
初めての風野です。同心、じじい、毒見はまだ読んでいません。時代小説は寝る前に心が整います。この落語もだじゃれのオンパレードで楽語です。病院の待合室にはモッテコイです。登場人物はほんとバカバッカリだから気持ちが緩くなりますね。  


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2017年05月10日

38口径:今野敏



これを読む前に「軌跡」を読んでいたらなんだか読んだ気がするし、ベラベラと展開が予測出来たので止めました。今野敏の武道のエッセイーてな感じでした。でもおもしろいことはいうべきにあらずでした。
 この38口径も徹底的にテレビドラマ風でドンドン読み進めてしまいます。寝てる暇などありません。そのくらい面白く、息つく間には終わってしまいます。もっとこのシリーズを読みたいと思いました。息子と看護婦、やくざと刑事そして医者。こんなに劇的な配役は菊池寛も思い付かないでしょう。周五郎もね。いや、赤ひげ診療譚の歌舞伎町版かもね。
   


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2017年05月06日

米澤穂信



「儚い羊たちの祝宴」米澤穂信:著 新潮文庫
「氷菓」「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」を読んでもういいかなって思っていたけど、芥川の「地獄変」へのオマージュだと思われる羊を是非読んでみたいと思ってしまった。確かに絵師と赤子泣いても蓋とるなは相似形でした。それに米澤の文学的側面の文語体も極めて古典的で感心しました。難しい語句、漢字がでてきて勉強になります。文机はふずくえと読むんですね。ふみづくえと読んでいました。「玉野五十鈴」のなかで、あれは確か、霖雨降りそぼつ六月のことだったと思う・・・とあります。すごいですねーこういう文体をさらさらと書き込んでこの文に相応しい文章を作るんだから・・・さすが!たまげちゃいます。でもね古典海外ミステリーの素養も必要とされる短編連作ですので、覚悟して読みましょう。  


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2017年05月05日

朝霧



「朝霧」北村 薫:著 創元クライム・クラブ
無名の主人公のたぶん終編。いや、まだ続くのかも。文学部を卒業して、出版社に就職しての話。多分ベルリオーズのコンサートで隣席の男性が・・・てなところですね。それにしても日本的なる基本の素養が必要です。疎かにできない芸能が山と積まれている日本です。国文の学生諸君がんばれよ。もし、拙者が国文だったら、不可ばっかりで「文学なんぞ嫌いだ」になっていたかもしれません。だから、現状に感謝てなところ。「スキップ」読もうかな?その前に米澤が在る。今日は5月5日。晴れ渡っているけれど、止まっているから世間は見えない。
   


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2017年05月03日

マーマレードと今野敏



おかぴーの金柑の木から頂いた金柑でできた2作目のマーマレードです。前回より固くなったので皮のみで作りました。皮も固くなっていたので千切り(フードプロセッサが欲しい)にしました。金柑の実を入れなかったので、レモンを2個入れました。檸檬一個より味が近くなって、上品から巷の味になってきました。添加物が一切無いので、冷蔵庫に入れて保存です。今朝もヨーグルトと一緒にパンにのせてトーストしました。苑さんのコーヒー(ペルー)をすすりながらです。生きる喜びの一ページです。
 貰って来たのは、エンドウマメ、スルガエレガント、キンカン、米。すごいですね、貰ってばかり。なんとかせねば。



「去就」今野敏:著 新潮社
図書館からメールが来ていたので早速受け取りに行きました。そしてもう読んでしまいました。せっかちですね。こんなふうな本音で生きる竜崎は清々しいという見本です、理想です。自分の周辺は理想ばかりが積み重なっているという現実。  


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