2011年04月28日

また前の

古い写真ばかり。去年の本会まちづくり委員会での清水のワークショップ、のときの写真。何のこともないガスメータだけど背面のトタン板の錆とで何かを醸し出してる。次は次郎長通りの近くの橋の欄干です。両方共時間が手助けした存在がある。骨董の世界では時間が掛かったものをソダッテイルと云うらしい。近頃は育ったものが亡くなった。短時間に消費されて、ハイさよなら、でお終い。なんかなー。味が無いね。まちづくりのキーワードは時間だと常々思っている。別にまちづくりだけじゃなくて全てに云えることだけど。  


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2011年04月26日

整理も兼ねて

過去も現在もごちゃ混ぜの脈略の無い写真です。西方の凛として四辻に建つ家、正しい日本、信号機に負けない。軒裏も見事です。次は私の向かいのお宅の花水木、宙に浮くように枝がそよぎます。次は江川邸、正面の竹林は孟宗竹、南の裏庭に真竹の林がある。秀吉が小田原攻めのときに江川邸に陣を構えたそうで、同行した利休がここの真竹をつかって3種の花入れを作ったとイワレテイル。旅箪笥もこのときに持ってきたとイワレテイル。本当かな?下は旧浅羽町の池、景観講習の帰り、きれいな午後の空だった。もうじき夕焼けになる。ここで野菊を貰ってきたので家に植えてある。まだ枯れていない。  


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2011年04月24日

雑多な一日

6時起床、7時朝食8枚切食パン2枚、ブルーベリージャム、蜂蜜、ヨーグルト、スライスチーズをトーストしたパンにはさんで、牛乳200、コーヒー200、新聞を拡げる、読書欄にいい本の紹介が無いので親鸞を読んでカットを切り抜く。草取り。9時日曜美術館のレンブラントを見る、改めて影の自画像にウーンと唸る。10時米を搗きに堀之内農協に30kg携えて車で行ってくる。10時半、プールに行ってくる、300m歩き、700mクロール、100m歩きで12時に帰宅。昼飯、ラーメンライス、竹の子の煮物、母が私の甥の子供のピアノ発表会のシオーネに行くので準備等(足が不自由で耳も定かでないのに行った、付き添いは姉)。1時半お茶の稽古(前回と同じ吊釜、旅箪笥:炉の最終)でまたしてもドジ、懲りない拙者に付き合ってくれている先生に感謝至極。お菓子の名前を忘れたけどおいしくて美しいお菓子だった。花も良かった、3種類いれるのはとても難しい筈。3時半帰宅、bankbandを聞く。数独をやるけど、難しくて解けない。耐震診断の班分けをする。7時夕飯、トン汁、しらすと大根おろし、キムチ、今日はゴージャスな食事ではなかったけどまたしても腹いっぱい食べてしまった。炭水化物の取りすぎ。ねずみが出た!(珍しい)捕まえても殺せないので外に放した。又戻ってくるのかな?近所は新しい家が多くなったので行く所は無い。必死に逃げないで、あまり早く走らない肥えたねずみだった。黒い目がちょとかわいかった。ばからしいテレビを見て、風呂に入ってからドゥビッシーを聞いた、極めて観念的に。これが私のたわいもない一日。これから梓澤要の「百枚の定家」の続きを読むつもり、冷泉家の歴史も面白く読ませてくれる。ではおやすみ。  


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2011年04月22日

行き詰まり

仕事が行き詰まり状態なので、書いている。現場近くの風景ですが、ちょっとノスタルジックな風景だったので撮りました。コンナ風景も見かけなくなりました。生活形態が変わってしまったんだから、景色も変わるんだ。東北地方の景色も全く新しくなって行くのだろう。そして日本国中平均的景色で覆われてしまうのだ。ペシミストイクミでした。  


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2011年04月21日

ミステリー

北森鴻の虚栄の肖像を読み終わりました。終焉になって全てか絡みつく痛い物語でした。 
ミステリー作家です。去年一月に亡くなりました。何冊か読んでいたのですが残念です。骨董屋の話は結構面白かった。「花の下にて春死なむ」は本当にいい。まだ40代だった。私のことを言えば五十代からが、日本のミステリーに移った時期です。理由?何のことはない、カタカナの名前を覚えるのがメンドクサイからね。でもねそれより心の機微ていうか、ほんの些細な表現が大事なことを語る事もある。英米作家の中には、僕が読み取れなかっただけかもしれないけどね。でも海外物も嫌いじゃない。好きなのはレジナルド・ヒルです。  


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2011年04月20日

しつこい

この前の美術館で買ってきた手拭です。洋服のポケットにはサイズが合わないのですが綿の肌触りが好きです。そのうち擦り切れて雑巾になってしまうのでしょうが、使います。色も鮮やかな緑ですが、色落ちして寂しい色になるのでしょうがそれもまた侘びさびです。それにしても上手なデザインだと思う。小さな赤い四角も好きです。  


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2011年04月17日

茶の稽古

午後に茶の稽古に行ってきた。4月ですから吊釜で旅箪笥。50の手習いで始めたけど、10年を過ぎてしまった。掛けた時間の割に習得していないけど、元々覚えの悪い頭と体だから、今更焦る事もないし、コツコツとやる、と決めた。好きだから長続きしている。水泳を続けてきたのも同じ。他人と競えないからマイペースで泳ぐ、競ってもどうせ負けるし、と思っているし、小さな頃からそういう風に周りから言われてきたと思い込んでいる。それでいいのだ。バカボンボン。写真は茶杓、棗、と柄杓。ものすごーいデザイン、虚飾も無ければ破綻も無い。  


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2011年04月16日

いろいろ

先ほど出かけ先から帰ってから、プールに行って来ました。歩くのを400m、クロールを700mで終わり。30年ほど前からプールに通ってます。週2,3回です。30代の頃は毎日って程行ってました。最初は平泳ぎが少し出来ただけで、まるっきり泳げなかったと言ってもいいんです。慢性腎臓炎を患っていて運動なんてしてはいけなかったんですが、泳ぎ始めたら、なんと尿淡白が消えてしまったのです。要するに虚弱だったんです。一か八かの決断だったのですが、いいこともあるんですね。それからは虚弱に戻るのが怖くて続けています。クロールは自己流ですが、教則本を読んだり、一緒に通っていた友達のアドバイスでなんとか様になっているはずです。泳げる泳げないの分岐点は呼吸なんですね。でもスポーツの基本も同じ呼吸なんですね。精神のコントロールも呼吸みたいです。ヨガの先生もそのようなことを仰っていた様な気がする。しかしコレステロールは以前下がりません。脳梗塞に注意!写真はぜんぜん関係なくて、何年か前の士会の大阪に行ったときの安藤忠雄のサントリー美術館です。外部空間、上手です。美しいです。丹下健三も上手かったけど、J・スターリングも上手でした。  


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2011年04月15日

本2

この前「津軽」のことを書いていたんだけど、志賀直哉のことがチョロと書いてあったんです。観念的に解かったつもりで面白い。今は桜庭一樹です。これもまさしく現代。これを何十年後の若い人が読んで状況を理解できたるのでしょうか。たぶん出来るのでしょうね。心配しました。で近頃音信不通だったカナダの友達からメールが届きまして、うれし涙で返信のメールを打ちました。いつか会えるといいなあ。写真は?全く関係ない写真で面白かったので添付します。イタリアの未来派またはロシア構成主義かね。東海パルプです。  


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2011年04月11日

昨日買った一輪挿しです。くちが少し広いとね。名残の薮椿(汚れていても「最後まで咲くよ」って言ってます。挫けないけどきっぱりしています)。はなし変わって本です。湊かなえ「告白」宮部みゆき「小暮写真館」を読み終わりました。方やインパクト、方やジワーです。両方に共通する事は現代の狂気(賢いけど歪んでる子供たち)です。宮部には狂気も使いようみたいなところがあって、何処かに思いやりや健気さが潜んでいるんだよね。救いはそこだね。上手くいえないくせにダラダラ書くな!て。そんで今は太宰治の「津軽」ほんとうに上手いし、典雅だし、文学的だし、ワザとヘタウマなんだけどワザとさが見えない位上手い。この文体を使いこなせた人は太宰治だけでしょう。ダラダラの自称詩人でした。  


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