2020年01月24日

東野圭吾



「夢幻花」東野圭吾:著 PHP文芸文庫
なんとなく想像が突いちゃうでしょうが、それは云わずにしておくけど、隠蔽しておくとろくなことは無いってのが、ミステリーの本道です。どんどん空回りした結果、悲惨を目に誰かが蒙ることになる。今の日本も同じで、隠蔽主義が日本を滅ぼすことになりそうです。皆さん見ていてください。伊久美さんの云う通りになります。本当の民主主義ってのは公開が基本ですよ。いまさら言っても遅いんだけどね。
 杉田ってのは酷い議員だね。ヤジだもんね。小学生以下だな。国会でヤジと飛ばさないことをモットーにする党は無いのかね。
  


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2020年01月18日

また柚月裕子



「慈雨」柚月裕子:著 集英社文庫
粘着的なじわりじわりと心の内を語るのは作者の特許ともいえます。もどかしくも有るのですが昭和の叔父さんは男はこうあるべきだという教条主義に陥っていて、これが社会を正しく導く一歩だと信じて生きて来たんだねー。けっして間違ってはいないけど、何処かさみしいね。こんな感じのした物語でした。僕らの世代までだろうね、この後姿のしぐれてゆくか   ですね。  ガラパゴスでもあります。川田さんからオススメの本でした。  


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2020年01月06日

柚月裕子2



「孤狼の血」柚月裕子:著 角川文庫
柚月裕子は2冊目です。日本の警察ものは奥歯に物の挟まったような男達なネチネチと陰湿に動き回り、湿っぽく嗚咽を堪えるような涙を流しながらも、リベンジも中途半端なんです、くやしいですね。でもその浪花節且つ場末の飲み屋てきなるものに入り込むと抜けられなくなるのです。多分柚月中毒に冒されるのでしょう。危険です。故に柚月は2冊め。手に取るけど棚に置く。でも今回は川田さんがおススメで持ってきてくれたので読んだわけです。きらいじゃないけどこの濃密な情熱を読むのにはパワーが必要です。なお13章(三)は先に捲ったりしてはいけませぬ。本懐より面白いよ。
 ゴーンがヤスヤスと逃げたそして、ヌケヌケと日本を貶している。散々日本からかねを巻き上げたくせに、何て奴だ。日本政府は恥を晒したことでおもてに出られないのでダンマリでこれまた逃げようとしている、何て国だ。プライベートジェットでテロリストがわんさかおしよせるかもね。
  


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