2012年02月27日

ウーロン茶


ウーロン茶の急須です。受け皿もありますってぼくのじゃないけど、なかなかいい感じです。ウーロン茶も煎茶の玉露みたいなのがあるんですね。飲んだことのある人います?受け皿は結構育っていて、ニュウも細かく入っていて景色がいいです。持ち主は鎌倉の骨董屋で手に入れたそうです。受け皿にもお湯を満たすんですね。色々なお茶があるけど、奥が深いですね。飲む器も煎茶の玉露の器のように小さくて酒器のようなサイズらしいです。今度また見せてもらったら写真に撮ります。青磁で、高価なものらしいです。飲んでみたいですね。抹茶の茶道のようなプロセスはないみたいです。禅問答のような間合いを大事にして、漢詩を読んで杜甫、李白、陶淵明の世界にはいるんでしょうか?雄大かつ卑小な遊びではあるね  


Posted by 新茶 at 13:44Comments(2)

2012年02月25日

松本清張

「十万分の一の偶然」を読んだ。功名心、名声の為なら人を蹴落とすことなどなんでもないという思いへの復讐である。がしかし復讐もありなのか?清張は常にこの、どうしようもない矛盾を孕んだ問いかけをしてくる。そして行き場のない答を残しながら終わる。読者それぞれに「自分の答をみつけろ」と言い続ける。私なんぞはジーンときてただ終わる。重すぎて、遠すぎて答も出せないままである。回避も一つの手法だから、いつの日か機会があったらまた清張を読もう。

  


Posted by 新茶 at 10:31Comments(3)

2012年02月19日

しずおかまちなみゼミ

まちなみゼミで浜松の東にある、中野まちにいってきました。天竜川沿いの旧東海道です。旧東海道とはいえ、街並みはこれといった風情がすぐに感じられなかったのですが、分化会でまちあるきをしてびっくりしました。小さなことを、また目立たないことを、着実に実行していました。これが非常に難しいことなんですね。行政とかにたよらずに自分たちで民主的に積み上げていくこと。まちを諦めないで少しずつ時間をかけて良くして行こうという姿勢、本当にまちを好きでないとできません。ポケトパーク、案内板と簡単にいうけど実践していくのには、いろいろな問題が出てくるはずです。しかしこの町を見ているとこのまちを好きな人が楽しく、和気あいあいと純朴に活動している姿が垣間見えてくるのです。大きな目標は掲げずに出来ることをコツコツとやっていることに感動しました。多分組織づくりが上手なんでしょう。まちづくりの見本みたいなまちでした

伊豆石の倉:伊東の〇山さんが先導旗持ち、ファシリもね

案内板(ウォーリーじゃないよ)

金原明善邸の塀(隣町)

ワークショップでの発表(静大の学生)

横になっちゃた模造紙の付箋グラフィック:丹念な分析

イベントのときしか出ない、はりつけ餅っていうのはまるで江戸時代!の味がしました。たぶん江戸時代だと思うよ。

  


Posted by 新茶 at 23:55Comments(3)

2012年02月17日

浅田次郎「地下鉄にのって」

久々の浅田次郎。亡き父の過去と出会うタイムトリップ。今そこにいた人々の過去とも出会い、現在の自分をまわりの人の過酷な運命というか、生きざまにより確実な自分の一歩を学ぶ主人公である。身につまされて、自分の生き様のなんとかるいことか、泡のような上滑り的いいかげんさを感じた。私の回りの人は私が思っているよりもずっと壮絶、過酷な毎日を過ごしているのかもしれない。見えないだけ。恨んだり憎んだりすると、見えなくなる。愛おしくなれば見えるのかもしれない。忌まわしく思えた自分の過去も懐かしく思えたときに、人は自分を、他人を本当に愛したと云えるのだろう。懐かしいということは大事な時間の1ページだ。いい本

  


Posted by 新茶 at 09:05Comments(0)

2012年02月15日

ちんていぎょ

「沈底魚」曽根圭介:著 公安警察もので、相手は中国です。こういうのを読んでいると、回りが全てスパイ、間者に思えてくる。嘘と真実の境眼などなくて、敵も味方も常に逆転の逆転。自分自身だけが頼り、と思いきや、それも上司や回りに振り回されて動かされて、いつの間にかじぶんの思いとは逆の立場に置かれてしまう事にもなる。怖いですねー、コワイデスネー。そんな時どうするのか、それでも自分を信じて戦うしかないのですね。諦めないことです。どんな風になろうとも、信念を続けることなんですね(その場にいたら戦えそうな気がする)。と言いながら、そんなに私は強くない。日和見で怠惰で無計画で、どうしようもない私がここにいる。けどね読むんだ。面白いじゃん。江戸川乱歩賞受賞作だってさ。賞っていっぱいあるからわかんない。何かがいいんでしょう。
公安って一般人にとっては胡散臭い存在だね。一般人っていう言葉も訳が分からない範疇だけどね。広げると取りとめがないから止める。
本に近すぎてピントが合わなくて、フラッシュをつけると真白くなるので点けないし、そうするとシャッタースピードが緩くなると手振れをおこして、ピンボケ写真ができる。カメラの問題!だが、愛着があるので使い続けるつもり。
  


Posted by 新茶 at 09:39Comments(0)

2012年02月14日

知ってた?

ブログの背景は県立埼玉大学なんだってこと。山本理顕の設計です。Eテレの天才テレビくんではよく映っていました。知らなかったけど、テレビドラマのロケーションで多く使われているそうです。氏の設計では岡山の住宅が好きでした。とても一口では表せない繊細な感性が明快なコンセプトに導かれて美学を構成させています。シンクロていうのかな?共鳴させるね、なにかが上手。横須賀美術館、埼玉大学、緑園都市、行ってみたいなあ。  


Posted by 新茶 at 11:56Comments(0)

2012年02月11日

「西海道談奇」松本清張


奇には糸へんが付く。あーあ長かった。600ページが4冊だもんね。中弛みなんて無いけど、解説文が文中に混じるのは親切だけど、ちょっと疲れるのだ。江戸時代の隠し金山の話である。波乱万丈の主人公が多くの悪巧みの族を如何にしてやっつけるのかっていうお話。やっつけると云うよりも如何にして潜り抜けていくのか?
ミステリーでいつも思うのは、何故あのとき言っておかなかったのかっていうのが多いと思う。ちょっとしたことなんだけど。それが大きな誤解を生んで事件になるのがある。まあそんなところかな。
今日もおでんを食べた。からしを付けるとホントニうまいね。多分我が家のおでんは世界一だろう。我が家には世界一のおかずがいっぱいあるのだ。幸せの一片でもある。  


Posted by 新茶 at 23:09Comments(0)

2012年02月07日

長い本

今、清張のとても長い本を読んでいる。行間に色々な伏線が散りばめられていて、そわそわジリジリしながら読んでいる。まだ1/3位である。今後どうなっちゃうんだろう。てな感じ。仕事や生活もいろいろな事が重複していて、そわそわジリジリである。季節外れのゆるい雨が降っている。止んだら冷たい北風が吹くのだろう。本は最後まで諦めないでコツコツよむ決心をする。以前は、怖い場面や悲惨な場面が続くと本をとじてしまって、心残りを引きずってしまった。春はまだ遠いけどいつかは来る。ながーーーい心が必要。  


Posted by 新茶 at 08:29Comments(4)

2012年02月03日

昨日のフィジカルとメンタル

何のこともない一日だったが、作業の大半はおっちょこちょいの我の補修行動であった。最後にプールで泳いで清算するつもりだったが、その後の夕飯がやけ食い状態だったので、意味ないじゃん、になってしまった。首の回りの筋肉が痛い。少し力んじゃって泳いだみたいだ。これを続けると片頭痛になる。だからダラダラと泳ぎ、泳いでいて少し汗ばむくらいがちょうどよくて、この状態が維持出来るのは精神状態が穏やかな時である。ストレスと暴食はメタボの敵です。どこかで断ち切らないと脳梗塞へまっしぐらです。隠れ高血圧です。医者で血圧を測るととても低いんだけど、仕事の合間に役所の血圧計で測ると、えー!てな感じなのだ。我が家は高血圧の家系だもんね。遺伝子操作して欲しいものだ。年老いた証しを体のあちらこちらで感じるようになってきた。今後はもっとこの感をまざまざと知ることになるのだろう。老いるとはこういうことなんだ。若いって素晴らしいことだね。今日はすべての何かを少し改めよう!  


Posted by 新茶 at 08:43Comments(4)