2018年07月31日

内藤 了


「鬼の蔵」内藤了:著 講談社タイガ
初めて読んだ。デザイナー春菜の民俗学への奮闘ぶりが書かれて面白い。呪術の世界も歴史をたどればそれなりの理屈が創られていて楽しいものです。そうです、遊べば面白いのです。闇もそのうち消えて人の過去など無かったかのように打ち捨てられる時代が目の前に提示されています。何かに手を合わせる祈りの姿は消えてほしくないものです。自分の老い先が短くなってこんなことを言うようになったんだと、自省します。あと2冊読んでみようと思います。
 今朝の静岡新聞の「指標」は内田 樹でした。ことなかれの今、政治がデインジャーなのだ。  


Posted by 新茶 at 10:20Comments(0)