2018年11月28日
また伊坂
「バイバイブラックバード」伊坂幸太郎:著 双葉文庫
この前読んだのも、今回も伊坂の物語には現代の街の風景に溶け込んでいる。不自然なのに現代がその不自然さをいっぱい詰め込んでいるからなのだ。私の心模様がその状態なのだと思う。理不尽な人との接触や病気と付き合っていると景色も違って見えるという事だ。伊坂はそのギャップを現代のステージ上でスピードを加えながら秒針のようにカチカチと気持ちよく刻んでいる。
次は今野です。
Posted by 新茶 at
09:11
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