2019年02月12日

乃南のオト


「風の墓碑銘」乃南アサ:著 新潮文庫
なかなか面白いコンビでした。大腸がんかな?なんて読んでました。でも僕よりずっと若いんだよな、滝沢は。乃南は伏線が上手いと思う。難解でなく少しずつ糸口を、手繰り寄せて、ゆっくりと緩めなく開示していくところが良い。だからずっと乃南が読みたくなる。女性のいらいらの表現も「ふーん?」なんだけど当を得ているんじゃないかと思える。犯罪はつまらない気持ちから発生する。この際、まだ読むのだ。  


Posted by 新茶 at 07:39Comments(0)