2019年03月07日

イタリア


「ジーノの家」内田洋子:著 文春文庫
新潮社の「考える人」でずっと気になりながら遠巻きにみていた本の紹介でついに読んでしまいました。んーんなるほど上手い!。いいねー。イタリアがこんなに書けるなんてびっくりものでした。全くのイタリアが目の前に浮かぶし、なんか匂いまでも漂ってきそうです。全ての編が感動します。誰かも読んで下さい。私のイタリアはずーと前だけど、中世の面影を見せる景色は今も面々と続いていてほしいものです。あの喧噪や満面の笑顔の人々も。この本にはスケッチや写真が一枚も無いのだが、読んでみれば分かる。  


Posted by 新茶 at 08:21Comments(0)