2020年01月06日

柚月裕子2



「孤狼の血」柚月裕子:著 角川文庫
柚月裕子は2冊目です。日本の警察ものは奥歯に物の挟まったような男達なネチネチと陰湿に動き回り、湿っぽく嗚咽を堪えるような涙を流しながらも、リベンジも中途半端なんです、くやしいですね。でもその浪花節且つ場末の飲み屋てきなるものに入り込むと抜けられなくなるのです。多分柚月中毒に冒されるのでしょう。危険です。故に柚月は2冊め。手に取るけど棚に置く。でも今回は川田さんがおススメで持ってきてくれたので読んだわけです。きらいじゃないけどこの濃密な情熱を読むのにはパワーが必要です。なお13章(三)は先に捲ったりしてはいけませぬ。本懐より面白いよ。
 ゴーンがヤスヤスと逃げたそして、ヌケヌケと日本を貶している。散々日本からかねを巻き上げたくせに、何て奴だ。日本政府は恥を晒したことでおもてに出られないのでダンマリでこれまた逃げようとしている、何て国だ。プライベートジェットでテロリストがわんさかおしよせるかもね。
  


Posted by 新茶 at 11:49Comments(0)