2020年02月08日
三鬼
「三鬼」三島屋変調、百物語四之続 宮部みゆき:著 角川文庫
三島屋のちかも大人になってきた。内容がそうなのである。えぐい、酷な話もずいぶんと耐えられる程大人になったってことだね。一話で私は躓いて読む気が失せたけど、じっくり一字一字を噛むように読んでいたら人物の心の移り変わりが見えて、焦らないで読むことに決めた。辛い場面では、早く過ぎたいのだけれど、大事な心の経過を読み落とすことになりかねないのでと思う。作者が伝えたいことがどれほど読めるか解からないけど、少しでも読みたいものだ。物語の中ではアヤカシも有りなんだね。そうすることにする。
Posted by 新茶 at
13:52
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