2013年03月07日
おいち と 紫匂う
紫匂うのカット2枚村田涼平さんです。いいですねー軽やかに描きながら登場人物たちの心情を色濃く絵にしている。走りこんでくる浪人の草履の反り返りが劇画になっていますね。
右は「おいち」あさのあつこ:著 PHP文芸文庫です。私はこの手の表紙の絵が苦手です。誰かおしえてくれ!この手の絵のいいところ をだ。まるで少女マンガじゃないか。フェミニン?幻想に埋没していなさい。誹謗中傷はこの辺にしておいて、しかしながらこの表紙に惑わされてはいけないのがこの物語。有り体に江戸の庶民の健気さを語っていると云ってしまえば、そこで終わりなんだけど、人の思いの遠回りだけどやさしさや思いやりの絡んでしまったところをあさのあつこは独自の切り口で描いていると云うことだね。読んでみなけりゃ判らない。シラーーー。でね、この手の話の絵は上記の村田涼平さんのような絵が向いているんだと思った次第です。
昨日は風邪で寝込んでしまいました。今はなんとか抑えていますが、ぶり返すかもね。鼻炎と風邪の併用はあらずと思い込んでいましたが、立っていられないほどのけだるさと、咳ではないくしゃみの連弾に脳と体が負けてしまいました。故に医者に行ってから寝た。鼻炎のくすり、と風邪のくすりでなにがなんだか、コンランしてます。こんな時、今まではプールに行って泳いでくると何ともなかったのように過ごせたのになー。昨日は皆様にご迷惑をおかけしたそうで、御免なさい。読んでいる人しかわからないね。
Posted by 新茶 at 08:44│Comments(0)