2013年12月12日
かぶ
さっき、おかぴーさんから頂いてきたかぶの酢漬です。赤と白。温かい白いご飯との組み合わせは正しい冬を教えてくれます。酒飲みにもまた、垂涎ものでしょうね。赤いかぶの赤は地中の何処からこの赤をひきだしてくるんでしょうね。白いかぶは黒目の皿に盛って、トウガラシも昆布もちょっと添えて出すとそれはもう正しい日本の景色でありまする。何故か清められちゃうんです。穢れてなんかいないけどね。かぶの入った味噌汁もいいね。煮過ぎちゃだめだよ。歯ごたえが無くなるから。かぶには高貴と俗を超えたものがある。おいしく頂こう。
台の机は伊久美村からスケッチ代の代わりに頂いた文机で骨董ものなんです。見立ての判んない人には汚い傷だらけの文机です。夜は私の枕元に鎮座して本を読むときのランプ台になります。用と美の極致なのだ。
Posted by 新茶 at 15:17│Comments(0)