2013年12月25日

六道 慧

六道 慧
「桜の仇討」
六道 慧
「恋時雨」
六道 慧の「いろは双六屋」シリースの四冊が終わりました。例により表紙の件ですが、こういうとっつきやすさを表面に出すのも有りなのでしょうが、創り上げた内容はさらっと漫画のようなことでは無い様な気もするがまあいいとする。四冊の底辺を流れる噺家の極楽邸有楽師匠の活躍が見ものなんです。色々な事件も人間の欲が根底にあり、その欲の顕著に表れている庶民に接触の多いのはこの主人公の生業なのである。故に理解し解決するのに苦労するのである。庶民が主役だから、大体に於いて侍の役回りは悪人に回る。人間味あふれる登場人物満載で、キャラが傑出して読んでいて楽しいことはこの上無い。四冊はとても楽しく読めた。








Posted by 新茶 at 15:11│Comments(0)
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