2014年02月03日

春待つ息吹

春待つ息吹

昨夜からの濃霧で裏山が全く見えない。春が近くで呼んでいる。

春待つ息吹

左の菓子は昨日の稽古での菓子「寒菊」。手に入れる事の難しい貴重な菓子で、九州の豊前市で創っているらしいのです。三日間も天日干しの過程を経てできるそうです。食べると天日干しのあの太陽の香りが味わえます。右はおかぴーさんに頂いた大根切干です。少し水に戻してから煮て食べると、これまた太陽の香ばしい味が広がります。昨日の夕飯はクリームシチューでしたが、チーズの香りと大根切干の煮つけはとても合っていて、春がそこに来ている気がしました。ちなみに、濃茶の稽古をした、〇村女史の茶杓の銘は「下萌え」でした。虚子だね。時間を掛けて春の支度を地中で一歩一歩積み重ねる健気さが良いですね。時間を掛けたものが貴重になるんですね。昔は大部分がそういうものだったのにね。



Posted by 新茶 at 10:01│Comments(0)
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