2014年05月04日
万城目学
「とっぴんぱらりの風太郎」toppinnparari no pootaro 万城目学:著 文藝春秋 746頁(厚い!)でした。大阪、京都、伊賀が舞台で、忍者のお話。ねねさま、本阿弥光悦、秀頼も出てくるといえば、時は大阪夏の陣、冬の陣である。どんな風に忍者たちが活躍したのであろうか?なんてことを万城目は荒唐無稽を盾に面白おかしく、ドタバタと涙も交えながら話して聞かせます。常に走って、事件に遭遇する登場人物たちは、時代に翻弄されながらも自分らしく生きることを夢見てパワーフルに行動します。クライマックスではページをめくったのが記憶にないくらい文字を追い続けました。どんな社会でも何かを得ようとしたならば、なんらかの苦痛を伴なうことは当たり前なんだ。そして自分で決めたことは自分で納得するまでやらないといけない。そんな言葉が天のほうから、聞こえてきました。以前オカピーさんから母に頂いた美しく装されたひょうたんも、この本を読んで見方が変りました。
しゅららぼんの映画は藤枝ではやらないのかな?
久々というか、上:一年たったのでまた剪定した松です。中は違う松ですが、剪定前ではこんなに芽がつくつくと生えています。芽を摘んで見場の悪い枝を切り落としました。この辺の感覚はボントロさんから教えてもらいましたが、大きく自己流寄りです。今回も大きい枝を一本斬りました。大丈夫かな?まだ剪定してない松はここ2,3日にやってしまおうと思っています。垣根もあるし。下:芝が枯葉と新芽が重なり合って芽が出にくくなっているので、刈込を鋏のみでやっています。スゲータイヘン!刈った柴を纏めるのに熊手で集めるのとか、ながい芝の枝を切ることとか、竜の髭(蛇の髭)が拡がり過ぎて、もう始末に負えなくなっている。庭を維持するのはホント大変です。父の遺産でもありますから、母が地べたに座り込んで芝を手入れしていたことも思い出して、コツコツとやります。
Posted by 新茶 at 20:21│Comments(0)