2014年05月26日

六道、新聞、落語そして、花

六道、新聞、落語そして、花
六道、新聞、落語そして、花
六道、新聞、落語そして、花
六道、新聞、落語そして、花
六道、新聞、落語そして、花
六道、新聞、落語そして、花

「石に匪ず」御算用日記 六道 慧:著をよんだ。前回読んだのはこのシリーズ最初の「青嵐吹く」だったのですが、この「石に匪ず」では13巻目になっていました。途中がわからなくても十分に楽しめました。ある武士の一途な思いを辿ることになるのですが、武士の建前故の表と裏が登場人物達に絡みついて、誰が味方で誰が敵なのか解からなくなってしまうお家騒動で、主人公たちは危機一髪の土壇場に遭遇してしまいます。そのお家騒動の発端が、ある武士の一途な思いなのです。この思いこそ「石に匪ず」なんです。表紙の画の意味も解ってきました。主人公の数之進はもう「千両知恵」と巷では呼ばれているのだ。この辺は間の物語を読まないといけませんね。
 
静岡新聞日曜版の「低反発 枕草子」
季節はどうでも良くて、サンタクロースなんだけどこの平田俊子さんは小さな頃から斜めのものを観ていたんですね。えーー!そこまで論理的なんだ。我々凡人は「ふーんそうか」で終わってしまう所で終わらないんだ。でも今の私はこういう頭の構造が気に入っています。この人は詩人・作家なんです。
 相聞歌の欄で「来年度絶対告るあの人に 家で100回練習してから」(中3・男子)
先生を相手に告りの練習なんて、大らかですね、先生が女子の代役です。こどもが大人になる青春て、生物の命がキラキラ弾けているんですね。正に、一度しかない大切な時期というのが絵のようです。私にも確かにあった筈なんだけどなー。
 新聞の書評に「インターメディアテク」「スエロは洞窟で暮らすことにした」が目に付きました。

土曜日に島田のポポロで演った落語を観に行って来ました。島田市出身の三遊亭遊喜さんの落語です。京王プラザで行った真打披露に伺わせて頂いた縁のある師匠です。登場人物が裏でなにを企んでいるかを解りやすく表現していたのですが、それに磨きを掛けたように、会話の間の取り方が絶妙になってきました。上手い。熱演でした。前座の雷門音助さんも良く通る声が気にいりました。そしてです、津軽三味線の稲崎晴也君もすごかった。中学二年。超絶技巧をこれでもか!って弾きまくっていました。末がたのしみです。そんで、このハレルヤ君の祖父が本多さんの知り合いだったのです。世間ッテノハワカラナイモノデス。

 今日、濃茶の稽古をしました。掛け花が家にあったのと同じだったけど名前は知らなかったのです。「木葉の随菜」コバノズイナ ていうんだって。名前を知ると何も気に留めていなかった花が何故か、愛おしくなります。因みに茶杓の銘は「くいな」にしました。そう、夏はきぬのうたにでてくるくいなです。色紙は「葉々清風」。今はほんとにいい季節です。 



Posted by 新茶 at 21:58│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
六道、新聞、落語そして、花
    コメント(0)