2014年08月13日

浄瑠璃

浄瑠璃

「浄瑠璃を読もう」橋本治 著 新潮社 が読み終わった。読み終わったということで、全てを理解したという事では無い!、のだけれど、何故か少し踏み込んだ気がする。気がする程度である。まえがき、解説、を読めば作者(橋本治)の云わんとしている事がしみじみと感じられる。また各章でこの演目の特徴たる理由も理解できるかのようです。目次に「仮名手本忠臣蔵」「義経千本桜」「菅原伝授手習鑑」「本朝廿四孝」「ひらがな盛衰記」「国性爺合戦」「冥途の飛脚」「妹背山婦女庭訓」の八演目が提示されている。けれど、世話物は「冥途の飛脚」だけである。残り七つは歴史物。歴史物は武士、貴族。世話物は町民たちで、男女の情の儚くも悲しい話でこちらの方が私は好きですが、歴史物にも義理と人情の背景が織り込まれていてなかなか有無を言わせぬものがあるのだ。興味が高じれば是非公演に出向いてあの義太夫の声に圧倒さればもう、トリコ。発端の三浦しおんさんに感謝しています。9月28日は菊川の「アエル」。曽根崎心中と義経千本桜でごじゃる。

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母の初盆で盆棚を設えました。初盆は皆様方の出足が早いので、10日に組み立てました。棚廻りが賑やかですが、これは遠州地方の飾り方で姉の嫁ぎ先があちらなのでその模様を呈しております。母ならどちらでも構わないと笑って云うだろうからこのようにしました。今日も昨日もお線香を上げに来てくれる人が多いので、これを書くのも途切れ途切れで付け足しています。あー有り難きことで御座候。





Posted by 新茶 at 14:14│Comments(0)
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