2015年09月26日
屋上ミサイル
「屋上ミサイル」山下貴光:著 宝島社文庫
愉快の一言。伊坂のタッチ、語りのコピーとかって云われているけれど、これはこれで味がある。辻褄合わせもここまでくると面白い。また次を読みたくなる作家です。どんどん軽くなるのかもしれない、けれど漫画ではない。文字なんだ。
ホワイトハウスに入ったテロリストのメセージにより東京にミサイルが発射されるかもしれない、という設定。展開はあーでもないこーでもないと事件は発生するけど、ミサイルは関係なし。そういう状況ってだけ。でも面白い。政治や世界がかけ離れた現在の日本の断片でもある。
落ちた柿の実がタイヤでつぶされない様に拾い集める毎日です。いつの間にか枝から実がなくなりそうです。今年はお寺からポポーをもらってきて植えました。いつ実がなるのかねー。大江千里の「秋歌」を聞いて、午後にはプールに行って来ます。獏さんの西行を始めるかな?
Posted by 新茶 at 08:35│Comments(0)