2018年05月27日

ジョン・アーヴィングなのだ

ジョン・アーヴィングなのだ
「サイダーハウス・ルール」ジョン・アーヴィング著 真野明裕:訳 文春文庫
この前に「ホテル・ニューハンプシャー」を読みました。とてもギスギスしながらも未熟なアメリカを描き、われわれ日本人のアメリカ観をヤスリで擦るように見せていたので、抒情に浸っている長閑な安穏な68歳にはきつかったのです。しかしながら、今年に入って4月からです、自治会のお役目に日々謀殺されるようになって、人間とはなんて非情な生物なんだろうと思いました。もっと強くならなければとも思いました。ゆえにアーヴィングにもう一度挑戦しようと決心しました。これはアメリカのある一面ですが、人間のある一面でもあります。グサグサと切り込んできます。軟弱な昭和の二十年代の頭でっかちにはこの実存てき民主主義の確立というと大げさですが、確かに彼らは実際的自己の獲得を行動で積み重ねてきました。この強さがアメリカなんだと読みました。スゴイ本でした。
 アメフトが話題ですが、一言。あのゲームでの審判の役割は何だったのだろうか。疑問です。
 今日はおじさんの葬式なのだ。



Posted by 新茶 at 07:49│Comments(1)
この記事へのコメント
アーヴィングですね。もう嫌って言ってた新ちゃんが・・・
よっぽど、自治会のお仕事が大変(?)なのでしょうね~。
私は逆に、自治会から解放されました。
まあ、本を読んで悟りを開ける新ちゃん!ガンバです。
Posted by おかぴー at 2018年05月28日 11:44
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    コメント(1)