2019年03月04日
乃南アサの紫蘭の花嫁
「紫蘭の花嫁」乃南アサ:著 文春文庫
無理があるけど、凄く面白い。入り組んでいるけど面白い。人は経験によって未来が決まる。女は強いけど、男は弱い。情けない程弱く脆弱なので、男には悲観した未来しか見えていない。乃南は女性を強く描く。
昨日息子の引越しで、刈谷から豊橋に行ってきた。この小説に登場した場所なので背景を描くのが楽しかった。でも、疲れた。息子は私と同じ、性格なので、纏めたり、分類したりが非常に苦手ゆえに、苦悩している。同じ波長なので手に取るように解かる。行く末大丈夫なんだろうか?私と同じ轍を踏みそうだ。嫁さんが苦労するだろう。豊橋は大きな町でした。色んな土地にいろんな人が生きているんですね。
Posted by 新茶 at 08:36│Comments(0)