2019年11月30日
今野 敏
「回帰」今野敏:著 幻冬舎文庫
久々の強行犯係の樋口顕の登場。今回も例によってスパツとはいきません。つねに逡巡しながら、戸惑いながらも結果はベター、いやベストになります。わかっちゃいるけど読んじゃうんだよね。回りくどい様な、思考のためらいやどこかでバランスを取りながらの言動にいらだちを感じながらもページを捲ってどんな結末かに届くのかをみたいのです。そういう飽きさせないじゅつに取り込まれているんでしょうか。多分終わらないでしょうね。それにしても公安てのは怖いしろものですね。何処まで知られているんでしょうか。酷い政治家でできているこの国家って何?デモクラシーって本当にあるの?
Posted by 新茶 at 09:54│Comments(0)