2011年06月11日
反原発?
要するに何も知らない訳です。知らないで容認している私だったわけですが、今になって、少しづつ知り始めたのです。空港のときもそうです。ムード(空気)で「よろしいのかもね」って進んでしまうのですね。ある空気を作ればそれにまきこまれて一緒に流されていくんですね。それに目の前の金は大きな誘惑だもんね。逆に今、反原発の空気も流れています。社会がある空気に蔓延されたときに異論を語るのは、とても勇気や覚悟が必要です。今回確かに原発はリスクの多い装置であることを知りました。一度失敗すると取り返しの効かない科学の産物です。人間の力、科学の力は絶対的だろうと信じる人は居ませんが、賢い人がやっているのだから間違いなど無いだろうと思っていたのは確かです。エネルギー消費に安穏とした観念で日々過ごしていたわけですね。電力会社にしても可能な限り(法律上の、建て前上の)情報は公開していたのでしょう。今のこの生活を維持していくための方策だったのでしょう。これまでの経過は自分たちが、皆で是認してきた結果だと思うのです(空気で流されていたとはいえ)。黙り始めることが恐ろしい事の始まりなのでしょう。知らなければいけないことや、知らせなければいけないことが、とてつもなく多くなりました。民主主義ってすごい難しいことなんですね。元に戻って、自転車レベルの文明に戻れるのかな。私の憧れは中世の牧歌的景色です(少しの経済で生きて行けそうだし時間が掛かってもそんなもんだって思えてしまえる)。ブログだからグダグダ書いてきましたが、結論はまだまだです。ゴロっと変わるかもね。
Posted by 新茶 at 10:58│Comments(0)