2011年08月07日
本とCD
漸く読み終わった本は「地虫鳴く」副題:新撰組裏表録 木内昇(女性)です。新撰組の維新前後を内部抗争を事細かに描き出しています。時代の流れに振り回された男たちのヤルセナサが伝わってきます。新撰組と言えども一つの塊でなくて、色々な感情の集まりなんだと云うことを知らされました。本当にいい本でした。浅田次郎の「壬生義士伝」も感動しましたが、必死に生きてゆく人間の姿はいつに時代でも胸を撃んですね。
今日、TVの世界遺産でアムステルダムを観ていたらバックに中世音楽が流れていたので、懐かしくなってタブラ・トゥーラを聴いてしまいました。久々に聞いたら「うまい!」って頷いてしまいました。ジャケット、選曲も綿密で感心しました。ジャケットの絵は望月通陽さんです。ル・トロネの時代も感じられます。今度中世音楽の数少ないCDを紹介します。
Posted by 新茶 at 19:38│Comments(0)