2012年05月27日

YOMOっと静岡

本日5月27日(日)静岡新聞の日曜版別冊です。この中に「ようこそ劇場へ」宮城聰が選ぶ名セリフっていうのが有りまして、本日は曽根崎心中:近松門左衛門のセリフ「あれ数ふれば暁の、七ツの時が六ツ鳴りて、残る一ツが今生の、鐘の響きの聞き納め」がテーマです。もうこの世の中は永遠に変わらないかと思える江戸の世にあっても、恋する気持ちが有れば世の中が変わって見える、一つの鐘の音も輝やいて、時間が止まったかのように聞こえる。時間も空間も違って見えてくる。恋とはそのように現世を変える魔術だったのかも、いや自分と他者を見つめるという点では、現在も同じだ。なかなかいいコラムでした。



Posted by 新茶 at 10:31│Comments(0)
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