2012年06月29日

田中城の下屋敷茶室?

文化財の研修課題で田中城の下屋敷の茶室の下見に一人で行ってきました。しみじみとして、こじんまりした静かな公園です。牛蛙が鳴いていました。ゴーゴーとです。茶室ということになっていますが、数寄屋の離れっていう感じでした。炉は無いです。風炉だったらできる。寄棟の瓦葺き、2.5間の3.0間の平屋。柱は3.0寸、藤枝市の指定有形文化財です。
田中城の下屋敷茶室?
南面:雨戸のサイズに合わせて、戸袋が外壁より飛び出る。
田中城の下屋敷茶室?
東面、北面:東の雨戸は角を廻って北の戸袋に入れる。
田中城の下屋敷茶室?
待合から床の間方向を見る。
田中城の下屋敷茶室?
茶室の障子は目が細かい(本繁)。ニジリ口ではなく、地窓
田中城の下屋敷茶室?
待合側の襖の引手(取手)は平紐で金箔風の引手貼

数寄屋の一端を随所に見れるので、面白くて勉強になる建物です。数寄屋に興味のある方はこういうものもあるんだってことで見に行かれてもいいのかと思う。今の時期、蚊には気を付けてください。私がメジャーをもって居るかもね?



Posted by 新茶 at 22:40│Comments(4)
この記事へのコメント
軽井沢へ行ったとき堀辰夫?だれかの
の別荘に似てるような気がします。
Posted by K2 at 2012年07月01日 11:10
堀辰雄でした。
今堀辰雄記念館の写真探しましたけど
見ましたけどあまり似ていないのですいません。
しいて言えば書庫にしていた小さな家です。
Posted by K2 at 2012年07月01日 11:15
堀辰雄ですか、「風立ちぬ、いざ生きめやも」ですね。別荘は思い出せません。誰の設計か調べてみるかな。
Posted by 自称詩人 at 2012年07月01日 14:04
追分の記念館にあるほうでした。
勘違いです。
別荘は洋風みたいです。
酔ってるもんで許して下さい。
Posted by 303 at 2012年07月01日 15:39
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    コメント(4)