2012年11月03日
これはワールド系
今、もう時期に終わる筈の「メルト・ダウン」を読んでいるけど、久しぶりにワールド系を聞いたので、書く。もう随分昔の話しだけど、「ブルガリアンポリフォニー」は芸能山城組を聞いてから流れて着いた。地声という音楽に適さない発音でも立派に音楽になっている。どこの大地でも女は強い命を謳歌して歌うことができるけど、男は何故か背中を語る。次は「ホームレス」である。南アフリカの音楽で、P・サイモンもグレイスランドで歌っていた。ライオンは寝ているだね。曲の流れている間は常に乾いた赤黒い地面を叩く足音が聞こえてくる。こちらの調子がいい時に聞いていた。「KALI」はカリブ海のマルチニーク島(フランス領)のバンジョー楽器の音楽。ナッシュビルの音楽では全くない。もっと軽くて爽やかで、風である。真夏の都会でエアコンを効かせながら聞けばオサレ。しかしながら歌詞を読むと辛辣なであり、苦役を乗り越えて達した天国の境地を見ることもできる。深読みかな。「シャバス」ファティ・アリ・ハーンである。イスラムの祈りの音楽兼お経である。全く意味は掴めないけど、真言宗の声明とも違う。不協和音も重なると一種の音楽的音を創り出して、演奏者(唱える人)も少しその境地を味わえる。しかしこれは又その上か下を行く。まさしくトランス状態。メロディーもグルグル回る回る。タブラがイスラム的瞑想を暗示する。即興前衛ジャズの趣も感じられる。「渋さ知らず」の音楽を聞けば何かを知れる。まあどっちでもいいんだけど。4枚とも地声的音楽。声は楽器。また少しずつ古楽とワールド系を書こうと思う。自分の中では境目など無いんだけどね。何故日本の民謡がないんだ?って云われるけど、どうしようー。
Posted by 新茶 at 22:07│Comments(1)
この記事へのコメント
今夜はステービーワンダーのアルフィーとか聞いてました。
あと二胡も、アルフィーはちょっと涙が出そうなくらいよかったです。
ちょおと冷え込む我が家のKDで書いています。
関係ないですけど下田の写真アップしました。下田の1です。
下田のお土産買ったんですけど食べちゃいまして・・・。
お土産写真です。
さいちゅうはわかりませんでした。
あと二胡も、アルフィーはちょっと涙が出そうなくらいよかったです。
ちょおと冷え込む我が家のKDで書いています。
関係ないですけど下田の写真アップしました。下田の1です。
下田のお土産買ったんですけど食べちゃいまして・・・。
お土産写真です。
さいちゅうはわかりませんでした。
Posted by K2 at 2012年11月03日 22:54