2013年01月10日
日土小

今朝の新聞に日土小学校が重文にされた記事が載っていた。モダニズムその物で、現代的テーマである、浮遊感、透明性、構造との合理性が全て表現されています。川に張り出した美しいバランスのキャンティのバルコニー、ベランダに象徴されていて、現代建築を見るようです。かといって無機質ばかりではなく、ヒューマニズムっぽいデティールも随所に織り込まれています。爽やかな5月のそよ風のような建築です。先日図書館で、GAdocumenntを見ていたのですが、ジャン・ヌーベル、フランク・ゲーリーのデコンのスタイルに圧倒されましたが、いやはや、こんなに素晴らしい建築を忘れていました。でもやはり何処かに日本らしさは妹島、西沢の建築に片鱗が見えていた事も思い出し、この日土小学校もその日本的なるものが有ると思いました。極めて観念的にしか表現できないのですが、この日本的なる遺伝子は引き継がれていくと思うのだ。行動と祈り?という程真摯な私ではないのにね。上の写真は静岡新聞の今朝の切り抜き、下の写真はネットの日土小学校を検索したら写真集があったので、拾いました。違反でしたら削除致しますので、よろしく。
Posted by 新茶 at 09:04│Comments(1)