2015年06月18日
周平の伊之助Ⅱです
「漆黒の闇の中で」藤沢周平:著 新潮文庫 を「消えた女」の次に読んでしまいました。今度は巷の闇ではなくもう少し上層部に棲みつく悪を、危ない橋を渡りながらメスを入れる話。人が生きている所全てに、悪の華は咲き、気が付かぬうちにちょっとしたことで蝕まれていく。伊之助はその悪に対して敏感なのだ。世の中のちょっとした変に気付かないと落とし穴に落ちるのだ。
表紙の画の透視図が変です。気になっています。
Posted by 新茶 at
10:08
│Comments(2)