2017年08月01日



「虫のすみか」小松 貴:著 ベレ出版
 虫と云えば小松さん。「考える人」のメール版も面白い。虫は自分の寝床、すみかを自分で作る。変則もあるけど、ヤドカリの様にね。僕たち人間は大体他人の専門職に造ってもらうし、それにお金を払う。これを社会とよぶのでしょうか?で、全く同じものが無い。これは大事なことです。虫でも人間でも、共同住宅でも、住み方が違うのだ。虫たちはもっと違っていて地球を変えないで棲んでいる。人間だけです、石油化学の製品でくるまれた建築?いや建築って人間が作った物を指すんだね。すみかをみれば虫が判って、建築をみればそれを利用している人間達が見えてくる。だから中身なんてものは王様の裸ってことだね。塀なんぞたかが知れてる。隠したって見えてる。棲家の穴に蓋をするのもいるけどね。一生懸命に巣を作っている虫は、毒虫でさえ健気です。地球上の生物って本当にエライ!地球から見れば毒虫は人間だね。アラブあたりからアスファルトを持ってきて、地面に蓋をしちゃうんだからね。あーあ。
 そんで先程の「Webでも考える人」が面白くて紹介します。小松貴の「裏山の奇人」、飯間浩明の「分け入っても、分け入っても日本語」、岡ノ谷一夫の「おかぽん先生の青春期」入江敦彦の「御つくりおき」が今読んでいるコラムです。読めたら読んで下さい。きっとなんか嬉しい読後の幸せを味わえます。バッタを読む?
  


Posted by 新茶 at 10:01Comments(0)