2017年08月16日
「昆虫こわい」
「昆虫こわい」丸山宗利:著 幻冬舎
饅頭こわいからのもじりで、昆虫学者の悪戦苦闘の記録です。読者の日常的感覚からの視点も忘れずに、また学者のすべきこともコツコツとやるあたり、たいしたものです。文の端はしに滲み出る虫への思いは読んでいて、虫の学者でもない自分も昆虫に引きつけられて、野山に出かけたくなります。でもね、農家の生まれの私は野良仕事が大嫌いでした。今でも蚊や蛇、ムカデは寒気がします。それにしても、自然科学は面白いんですね。ラジオの子供電話科学相談も面白かったです、聞いてしまいました。
竜の髭の刈込を終えました。草刈り機を使わずに切れない剪定ばさみを駆使して、どうにか様になりました。がしかし、芝が伸び放題。草取りをするところがまだまだ有るのだ。一年中こんなことばっかり言っている。
自治会の精霊流しの設営と片づけも終えて、今年最後の送り火を夕刻に焚こうと思います。亡くなったおじさんの遺品の鉈で松明を細く細かく刻むことが出来ました。きれい火が着きます。盆が終われば、この蒸し暑い夏も過ぎていつかは秋に変わるのでしょう。そんな風にして齢を取るのだ。
Posted by 新茶 at
11:57
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