2017年11月06日
犬はどこだ
「犬はどこだ」米澤穂信:著 創元推理文庫
犬探し探偵という職種が人探しや、古文書解読を否応なしに始める(仕事を選ぶほど裕福ではないから)。なんか身につまされる仕事の運びなんだけど、よく考えれば有る筈もない展開やらで、おもしろおかしく読めました。6,70年代のアメリカのシガナイ探偵の日本版でした。おわりのどんでん返しも当を得ています。自分に置き換えると、私のこれまでも似たような展開で、一般人からしたら、よくこれで過ごしてこれたな、と思います。とはいえ、その一般人にも焦点を当てて見れば、珍奇な行動も多だあるし、物語の一遍にもなる人生なんでしょうね。
Posted by 新茶 at
08:12
│Comments(0)