2019年05月11日
そのウソ
「そのウソお見通しだ!」平間巡査部長の捜査ファイル:山本甲士:著
被疑者と捜査官のコミュニケーションを抽出しながら、それらが解決の根本を成すという、面白い手法。最初はナーンダと読んでいるうちに、老若の二人の駆け引きに巻き込まれあれよあれよと止まらなくなり、最終頁まで来てしまいました。心理学と生理学の面白さに笑みながら、また自分の行動に身震いしました。あー!自分も同じ人間なんだなって、納得です。でもズーとこれで他人を観察してたらいやな奴だよな。体はウソをつかない。定理ですね。
「「ALL ALONE」Mal Waldron
んーん難解なのかもしれない。昔は何の気なしに聞いていたのに今になって不思議と、なにをしたいんだ、と思うところが随所にでてくる。でもそれが全体に蔓延していて、言ってみれば宗達のヘタウマみたいなのだ。コレワカンナイカナーと言われているようである。そしてマル特有であることも難解さの一つでもある。何せ他には聞けないからである。簡単にまとまりはしないよってな感じである。そして度々聞きたくなるのはなぜだろう。すごく抒情的であり抽象的でもあるってことです。浸ってしまえばそんなことはどーでもいいんです。
Posted by 新茶 at
09:41
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