2019年06月18日

続いて清張



「鬼火の町」松本清張:著 文春文庫
時代劇で岡っ引きが主人公。実に勧善懲悪なんだけど、苦境が面白く、うーんなんでそうなるの?と思いながらその仕組みも想像のうち。どうしてその苦境を乗り越えるかがキーポイントで、ここでは、川路三左衛門聖謨というスーパーマンの登場で一件落着と相成りまして、なんだけど、それだけでは面白さも9割、最後の俳人の語りで十割となる。私が語ると面白くないけど、読めばぐーと面白さが判る。さいごの一行に煙管が登場。

  


Posted by 新茶 at 08:26Comments(0)