2012年08月27日
談志の落語(三)
金玉医者、猫久、木乃伊とり、堀の内、九州吹き戻し、お血脈、釜泥、弥次郎、ずっこけ、花見の仇討ち、野晒し、芝浜を収録。当たり前だけど読むときには、談志のFILTERなしにはイメージを描けない。話しのオカシミをありがたーく頂戴するしかない(ここだねってとこがある)。どの話が一番というより、それぞれに面白さは幾様にも創作アレンジ出来るということである。「芝浜」「野晒し」が有名でも、時の誰かの話が話題になって有名に成るわけだから、面白みを引き出しすのは、噺家の技量である。それにしても深いなあ!ゲームでのバーチャルな偽コミュニケーションとは対局にある落語を聞く姿勢というのはコミュニケーション能力の低下した現代人に必要欠くべからずなことである。
Posted by 新茶 at
09:45
│Comments(0)