2012年08月02日
「よろずのことに気をけよ」
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川瀬七緒 著 講談社 第57回江戸川乱歩賞
おじいさんが殺された。呪われた末にである。文化人類学者とその孫娘が、おじいさんの過去を洗い出し始める。読者を結末までネチッコク民俗学や修験道や念仏とかの訳の解らない呪詛の世界に引きずり回す。引きずり回されても動機さえ見えれば後は解決である。所がその動機を簡単には見せないのがミステリーの世界。大体において呪うなんて動物の世界では無い。幽霊も、お化けも本当はいないんです。人間の世界だけが創り出した共通の架空の絵空事なんだけど、これが勝手に動き出すと手におえない。絵空事は動くはずがない、動いてると思い込む人間が居るだけである。言葉を持つゆえの産物でした。
それにしても暑いので、夜は私のみ窓を解放して冷気を寝床に誘い込んでいるのだが、昨夜の2:30ころ蚊に刺された。4か所である。足3か所、顎1か所である。。蚊に怨みを貯めて、眠れずに、蚊取り線香を炊いて寝たのだ。蚊には他意はない。何処に逃げたのか、死んだのか。襖をあけたら、信じられないけど、女房と母の寝室は締め切ってあった。今朝は涼しい顔をして起きていた。この二人、どういう体になっているんだろうか。解らないことだらけの昨今。もうじきお盆で、あの笑顔のおじいさんが盆棚に来るのかなあ。今では私の一番の理解者である。書き始めると取りとめもなく広がる悪い癖なのでこの辺で、戯言を切る!
川瀬七緒 著 講談社 第57回江戸川乱歩賞
おじいさんが殺された。呪われた末にである。文化人類学者とその孫娘が、おじいさんの過去を洗い出し始める。読者を結末までネチッコク民俗学や修験道や念仏とかの訳の解らない呪詛の世界に引きずり回す。引きずり回されても動機さえ見えれば後は解決である。所がその動機を簡単には見せないのがミステリーの世界。大体において呪うなんて動物の世界では無い。幽霊も、お化けも本当はいないんです。人間の世界だけが創り出した共通の架空の絵空事なんだけど、これが勝手に動き出すと手におえない。絵空事は動くはずがない、動いてると思い込む人間が居るだけである。言葉を持つゆえの産物でした。
それにしても暑いので、夜は私のみ窓を解放して冷気を寝床に誘い込んでいるのだが、昨夜の2:30ころ蚊に刺された。4か所である。足3か所、顎1か所である。。蚊に怨みを貯めて、眠れずに、蚊取り線香を炊いて寝たのだ。蚊には他意はない。何処に逃げたのか、死んだのか。襖をあけたら、信じられないけど、女房と母の寝室は締め切ってあった。今朝は涼しい顔をして起きていた。この二人、どういう体になっているんだろうか。解らないことだらけの昨今。もうじきお盆で、あの笑顔のおじいさんが盆棚に来るのかなあ。今では私の一番の理解者である。書き始めると取りとめもなく広がる悪い癖なのでこの辺で、戯言を切る!
Posted by 新茶 at
09:10
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