2014年01月17日
内田 樹と中山 克
「街場の憂国論」内田 樹:著 晶文社 を時間をかけてよんでしまった。辛辣な批評で論理的である。誰もがこの国の行く末に一抹の不安を感じているのだけれど一体何が、?と漠然と感じている事を極めて単純に解き解そうと真剣に語っている。僕たち50年代の生まれは同じ不安を抱えているなと思った。つまるところ喧嘩をしても始まらないから、仲良くする方法を探りだそうよ。でもね、グローバルっていうのもアメリカのベースじゃんね、グローバルってのは、個々も大事にしていかないとサイボーグ的国家が数多くなるだけだよってことも理解しました。政治経済はやっぱり苦手です。
僕のお友達(失礼をお許し下さい)の写真家 中山 克 さんの個展が開かれています。藤枝の白子のギャラリー・エスペースでひらかれています。上手いコメントは出来ませんが、白黒の緊張感で光と闇を粘っこく描くことによって見る側の情感まで露わにさせてしまいそうです。怖いですねー。なんちゃって。彼は世界中を歩いているから視点がユニークです。見に行って下さい。
Posted by 新茶 at
11:36
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