2014年02月10日

蔦屋と東京




大雪後の東京に静岡県建築士会の人達と一緒に行ってきました。想像どおり、東名の渋滞に嵌り、朝9時出発で到着が14時半でした。JR東日本の大内田史郎史の講演で、東京駅の復元の苦労等を聴きました。いろんな部署でいろんな苦労があるものだと納得しました。ひとの話は直に聞くのが一番です。スムースに感情を超えて理解できるように思えます。松杭は水面下では腐食しないんだ。この後の自由時間にKITTE館に行きました。おしゃれな雰囲気の吹き抜けが、田舎のおじさんには取り憑く島がないのですが、物珍しげに目を凝らして隅々まで観てきました。恒例の手ぬぐいを探して、唐草の手ぬぐいを買ってきました。東京駅の八重洲も大きなキャノピーが出来上がっていて八重洲口もおしゃれです。みんなモダーンなおしゃれ。言葉がない。だから夕飯は志太6人衆で東京駅西のガード下のちゃんぽんやに入って、たらふく胃袋につめこみました。何かへの反動。すんごく旨くて、こんなのは初めてでした。そんで、時間を持て余したバスの旅だったので、読みかけの一冊をを読み終えました。この二冊続けて読んだのですが、共に蔦屋重三郎が登場します。家斉の家老松平定信と蔦屋を取り巻く芸人たちとの戦いを二冊ともテーマにしている。自由と社会と身分格差を倹約の江戸時代を背景にして、其々がいかに生き抜くかを本当に面白く且つ闊達に飛び回っているのを描いています。枷が多い程自由への加速度は強いのかも知れないね。兎に角江戸の芸術家のオンパレードなんです。因みに僕の隣はK2でした。志太のあぶない6人は松田、本多、伊久美、上倉、曽根、永田でした。

  


Posted by 新茶 at 15:26Comments(0)