2014年08月09日
マキメ
現在橋本治の浄瑠璃の本を読んでいるのだが、閑話休題でマキメを読み始めたら止まらなくなった。エッセイである。これまた抱腹絶倒!愉快とトボケでハイデッガーの死からは一番遠いと云える(まるで男子中学生の喜怒哀楽)。今まで読んだマキメの物語が随所に出てきてフーンそうなん?いや読んでなくとも面白い筈である。兎に角これでいいのだ。と納得してしまいました。しかしここまで優しく安易風に我らを誘い込む書き手は多分相当な国語力(話力)と尊敬している次第です。続編やらを探して読み続けたい人です。でもね、橋本治の浄瑠璃解説も捨てきれなくて、しがみ付いて読んでいます。浄瑠璃をこれでもか!という程懇切丁寧に解説してくれています。故にシツコサに疲れるのですが、これも当人の親切さだと思えば納得できるのです。「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」である。多分これを逃したら一生悔いを残すことになるであろうから。
Posted by 新茶 at
10:06
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