2017年10月26日

再びの赤川次郎



「鼠、闇に跳ぶ」赤川次郎:著 角川文庫
又出てきました赤川次郎。やはり菊池寛を感じさせる巧さで江戸物の典型をテレビドラマ仕立てで見せます。こういうのは反則じゃないかと思ったりもしますが、巧すぎて赦しちゃいます。こう書いていても、菊池寛の「形」が頭の中をよぎります。鼠シリーズを読んでいてもその江戸の持つ日本という形が見えてきます。本当かどうかは判らないけどね。多分、共同幻想に違いないだろうけど。1の「江戸を疾る」は図書館に無かったので、2番から読んでいます。この前テレビでやってたよ!って家内が言ってます。
 
  


Posted by 新茶 at 19:35Comments(0)