2019年04月20日
誉田龍一の2冊目
「消えずの行灯」本所七不思議捕物帳:誉田龍一 著
絵筆のような文体であざやかにくっきりとシーンを作ってドラマのように動き始めます。読者が頭の中で描くように展開します。上手いというより魔術かもしれません。こんなふうに書ければ実況アナウンサーも可能です。色々な人の小説をよんできたけど、こんな人は始めてだと思う。ディテールも構成も捻りが効いていて結びも爽やかです。もう少し読んでみようかと思います。
Posted by 新茶 at
14:59
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