2011年10月07日

奈良法隆寺他

NPO伝技塾の研修で法隆寺、法輪寺、法起寺、新薬師寺に行ってきました。新薬師寺近くの志賀直哉邸はまたいつの日か。新薬師寺のバサラは感動しました。小さいのにすごいです。参った!って感じ。写真が撮れないから本堂外部正面で我慢

内部構造は叉首組梁のみの構造で珍しいのだ。

法輪寺の三重の塔:軒先の出が深い。この軒先を支える為に匠たちは知恵を絞った。全ての事には理由がある。

法起寺の三重の塔:似ているというより同じ法隆寺様式である。肘木は雲形肘木が特徴。他にもあるけど・・

典型的なアングルで左の塀には貴重な上土門がある。この後金堂、五重の塔、講堂、経堂、鐘楼をカットして

聖霊院です。鎌倉時代の建築で聖徳太子の霊が祀ってある。厨子正面の緩やかな唐破風が有名ってこと

高床で屋根が低いけど、蔀戸の跳ね上げが伸びやかさを表現している。

障子と登高欄の妙。なんかいいよね。

名称は解らないけど賽銭箱かな?どうでもいいんだけど好きです。それと暖簾のような奈良、天平時代風な幕も素敵で、欲しいね。回廊内の建物をちゃんと見たのか?って言われそう。


綱封蔵と云う建物で正倉院と同じプランですが、私はこれが好き。列柱もいいね。

北西に有る西円堂へのアプローチ。美しい階段と土塀の連なり

西大門から東大門方向を見ると本当に美しい景色だと思う。
すごいものをこの時代に造ったものです。勉強になりました。感謝
  


Posted by 新茶 at 17:29Comments(4)