2013年08月13日
記憶:平口さんと盆だな
平口さんが藤枝市の広報に載っていた。平口さんは模型を作るのが上手で知られた人なんですが、その中に軽便鉄道の模型があります。何故軽便鉄道を作ったのか、どういう思いがあって作ったのかは知りませんでしたが、こうして記事を読むと平口さんの思いを覗く事が出来た気がします。情景ってのは日々延々と変わってゆくんですが、その人は情感の深い一ページを切り取って記憶の絵を大事に仕舞っておくんですね。固有の記憶だけがその人のその後を作る。それにしても内容は浅田次郎のメトロを読んだみたいですね。自分の小さかった頃を思い出して一瞬ジーンと止まってしまいました。藤枝市広報8月5日号でした。
去年と同じ盆だなを設えました。私が棚を組み立てる役です。何回か作るうちに部材の箇所を知ることになり、マニュアルの絵を見なくてもスムースに組み立てることが出来る様になりました。年を取るということはこういうことなんですね。体験でなく経験です。迎え火も今夜から焚きます。おじいさんが笑顔で彼岸から体を傾けながら年一回やってくる。私がこの世から消えてもこの風習は続くんでしょうか?この宗教の形も?
Posted by 新茶 at
09:45
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